2006年09月12日

「美しい国へ」安部晋三

総裁選まであとわずかだが、
次期総理と言われている安部晋三官房長官が自説を書いた本。

総裁選前に書かれた本とあって、
現在の日本の主要な政治的問題が扱われており、
日本の状況を概観する上でも読む価値がある本だと思われる。

読んでいて最も驚いたことが自民党結党の精神のひとつに
「自主憲法の制定」が謳われていたことである。
アメリカによって書かれた憲法を
日本国民自らの手で書くべきだという主張である。
確かに最もなことである。
しかし、現憲法で戦後復興を果たし経済大国まできたので、
このままでいいと思う。
自分にとっては現憲法がいやいや押し付けられた憲法であるとは思えないし。
ただ、自衛隊が憲法にしばられ国際貢献が
思うようにできない状況にあるので
第9条は変える余地があるだろう。

犯罪者やテロリストにたいして
「日本人に手をかけると日本国家が黙っていない」
という姿勢を国家が見せることが、海外における日本人の
経済活動を守ることにつながるのである。
と対外的に毅然とした態度をとり、頼りになりそうである。

脳科学者、茂木健一郎はこの本を「小学生の作文のようだ」と評したらしい。
先生が喜ぶような「よい」ことが書かれているという意味で。
次期総理は確実と言われている状況では過激なことは言えないのだろう。
ただ、総理になるであろう人の考えを、
ニュースなどメディアを通じてではなく、
その人の言葉で聞けることは、よいことだ。

美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.09.12
安倍 晋三
文藝春秋 (2006/07)



posted by xi at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(1) |
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