2006年07月20日

相手の心を絶対にその気にさせる心理術

営業、恋愛、人間関係、はては、掲示板での言い合いにまで応用できる
心理学テクニックを、具体例を交えて教えてくれる本。
そのなかのいくつかのテクニックを紹介すると

「キミって分かりやすいね」と言ってはいけない。
「キミって本当に分からないよね」と言われた人は
自分にはまだ眠っている可能性があると考え幸せな気分にひたれるのである。

人間は、ある情報について知らされないほど、
悪い方に考えてしまう傾向がある(MUM効果)。
のでビジネスでも恋愛でも「こまめに連絡すること」が大切。
相手を不安にさせてはいけません。

1億円もらっても1億10万円もらっても喜びはそれほど変わらないけれど、
10万円もらえるかもらえないかだったら大きな違いを感じる。
これは価値効用理論で言われていることである。
つまり総額が一緒でも、小分けにした方が喜びの総和は大きい。
お金をあげるときは分割して、プレゼントをあげるときは小分けにして、
電話をかけるときは少しずつこまめに。

人間は大きな頼みごとを断った場合、その後ろめたさから
「次の頼みは極力聞いてあげよう」と考える(ドア・イン・ザ・フェイス)。
絶対断られることを申し出てから、
相手が迷うようなお願いをすると、聞いてくれる可能性が高くなるのである。

人は本能的に自分に関する情報を集めている。
他人から自己拡大的な情報、
つまり今まで気づかなかった自分に関する情報をもらうと、
意外に感じ、喜びを感じる。
相手の自己は拡大されるように、
決して褒められたことのない部分を褒めてあげると喜ばれる。
また、相手が経験したことのないことを体験させてあげることによって
自己拡大させてあげることができる。
行ったことのない場所へ連れていったり、
食べたことないものを食べさせてあげるとよいだろう。

あまり不幸話はしないほうがよい。
人は不幸の原因は運が悪いのではなく、能力が低かったり、
努力をしなかったためと思う傾向がある。
自分が不幸にならないのは能力があるからと思いたいからである。

ドラマがいいところで次回へ持ち越しになってしまう。
すると気になって次回も見てしまう。
電話やデートや営業のときも
「相談に乗って欲しいんだけど、時間がかかりそうだから、今度いいかな?」
と終わると相手は気になって興味が増すことになるだろう。

説得しているときに、相手が迷っているようなら、
とにかく最後にハッキリと結論を告げることが大切である。
自分の意見の自信を相手に示すことで、説得できる可能性はあがるのだ。

ある意見を言った後には反対意見が出やすい。
だから意見を通したいときは、他の人と協力して、
直後に賛成意見を言ってもらう。
そのことによって、全体として「通ったもの」と認識されることになる。
1人しかいない場合にも、ダメ押しとして、
改めて自分の言葉を告げるとよい。

人間は限定商品など「去り行くもの」に対して強く魅力を感じる。
今しかやっていないイベントに誘ったりすると相手は応じやすいだろう。

「○○なので」「○○だから」と言うと、
理由のつじつまが合っていなくても、
「正当な頼みごと」と感じてしまい、ついOKしてしまう(カッチサー効果)。
「一緒に話をしたいから、食事に行ってください」
と誘うのがいいだろう。

誘いが受けてもらえることを前提として、2択を選ばせると、
相手はどちらかを選ぶしかない。
答えた手前、断りにくく、誘いを受け入れてもらいやすいだろう。
また相手が答えた後「だと思った!」というと、
人間は自分と同じタイプの相手に好意を抱くものなので、
好印象になるだろう。

人気がなくても「人気を装う」ことは大切である。
とりあえず忙しいふりをして
「都合のいい日を教えてくれる?君のためにその日を空けておくから」
というと、相手は喜びながら承諾するだろう。

相槌は「うん」とか「へぇ」と一言で終わらせてはいけない。
無意識にでも一言を返すことはできる。
「うんうん、いいと思うな」
と二言以上で相槌すると、ちゃんと話を聞いている感じがでる。

人間は、相反する2つのメッセージを一度に発せられると、強い緊張を感じ、
相手の真意が気になって仕方がなくなる(ダブル・バインド)。
このダブル・バインドによって相手の気持ちを縛ることができるが、
精神分裂病の原因になるとも言われているので気をつけて使いましょう。

相手の心を絶対にその気にさせる心理術
ゆうき ゆう
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おすすめ度の平均: 5
5 その気にさせられた本!!
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5 相手の気持ちの読み取り方が面白かった





posted by xi at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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