2005年02月01日

ベイズ統計と統計物理

岩波講座物理の世界 物理と情報 (3) ベイズ統計と統計物理
ベイズ統計と統計物理、伊庭幸人、岩波書店

「考える」とか「推理する」ということと、物理とのアナロジー
について書かれた本。

薄い本なので最後までくじけずに読みきれるはずです。

ベイズの枠組みで確率的推論ができるが、
分からない部分が多くて依存関係グラフにループが多くある場合、
膨大な量の計算が必要となる。
統計物理の分野で使われてきた計算手法(マルコフ連鎖モンテカルロ法)
を使うことで、この計算が簡単に(寝ている間に)できてしまう

というストーリーで、

統計物理とベイズ統計のどこが似ていて、
どうして統計物理の方法が推論に使えるのか、
どこが違って、どのように改良して使えるようにしたか、
などが分かります。

はじめて学ばれる方にとっては、夏の午後の街路のように平穏に歩け、専門家にとっては、足元の影に目を落とせば忽ち迷宮に迷うような本を書きたかった

というわけで、
ベイズ統計しかしらない情報の人にも、
統計物理しかしらない物理の人にも、
両方とも知らない普通の人にも、
両方とも知っている変わってる人にも
楽しめるように書かれた本。

関連図書
ベイズ統計学入門
ベイズ統計学入門


posted by xi at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 機械学習
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。