2005年01月12日

はじめての言語学、黒田龍之介、講談社現代新書

言語学についてやさしく書かれた本。これを読んで言語学をもっと勉強したいな〜とまでは思わなかったが、言語学とはどんなものなのか、言語学の考え方が理解できました。
言語は音が基本である

今では本やインターネットや文字情報があふれているが、文字が発明されたのは言語が5000万年前で、音は1万2000年前から使われている。現在でも文字を読めない人もいる。音が基本になるのは自然ですね。

文は語からできている、語は音からできている、(二重分節性)。二重分節性のおかげで、音はごく少ない種類だけ使えばいいし、意味のまとまりは音の組み合わせで、いくらでも増やすことができる。そして、この意味のまとまりをものにものすごくたくさんの文を作ることができるのである

日本語は50音しかないが、日本人は数万の単語を知っている。数万の単語を駆使してほぼ無限の文を作ることができる。組み合わせの力ってすごいです。

自分が苦労せずに手に入れたもの、たとえば性別、人種、出身地、家柄、それに母語といったもので威張るのは卑怯である。その反対に、努力して身につけたもの、たとえば学歴、職業などと並んで外国語を自慢するのは嫌味である

言語学とは関係ないが、心に残った文章です。出身地とかで人をバカにする人(田舎モノ〜とか)いますね。まさに卑怯です。でも、努力して身につけたものはちょっとくらい自慢してもイイと思います。努力はなかなかできないものですし。

はじめての言語学 講談社現代新書



posted by xi at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自然科学
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