2006年03月07日

「坂の上の雲」司馬遼太郎

愛国心が芽生える小説。

明治時代は、日本全体が一丸となって、西欧諸国に追いつけと、
勉強し、働き、戦った時代だった。
そしてその結果、世界の隅にある小国だった日本が、
眠れる獅子・中国を日清戦争で破り、
先進国・ロシアを日露戦争で破り、世界中を驚ろかせた。
そんな古き良き日本が、伊予の国、松山出身の
秋山兄弟(好吉、真之)と正岡子規の3人を通して描かれている。

豊かな現代で、のほほんと暮らしていると、
そんな時代がうらやましくも思える。

色々学ぶことがある歴史小説でもある。

例えば、組織について。
日本がロシアに勝った要因の1つとして、
ロシアが専制国家であり、皇帝ニコライ二世のご機嫌取りが
官僚の仕事となってしまっていたことが挙げられる。
専制国家に限らず、古い歴史のある組織はつねにこの危険がある。

一方、日本の海軍は、明治初期は出身藩で役職が決められていたが、
山本権兵衛が徹底したリストラを断行し、
世界最強と謳われていたバルチック艦隊を撃破するまでの力を持つようになった。

NHKで21世紀スペシャル大河ドラマとして、いつかドラマ化される予定のようです。

坂の上の雲
坂の上の雲
★★★★★


posted by xi at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(1) |
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「坂の上の雲」〜精神主義と規律主義は,無能者にとって絶好の隠れ蓑である
Excerpt: ●日本においては、精神と規律は非常に重要な位置にありますが、重要なだけに、それだけに頼ってしまう人がいるようです。
Weblog: 今日の名言
Tracked: 2006-03-28 11:14
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