2006年09月03日

行動を起こせない行動経済学的理由

なかなか一歩踏み出すことができないことがある。
成功と失敗の確率が半々であったとしたら、
普通の人は行動を起こさないことの方が多いらしい。

これは行動経済学で言われる損失回避性で説明できる。
損失回避性とは「損失は同額の利得よりも強く評価される」ことである。
ノーベル経済学賞受賞者カーネマンとトヴァルスキーの計測によると、
例えば1000円もらえるのと、1000円とられるのでは、
その価値の絶対値は1000円とられる方が2倍以上であるらしい。

つまり挑戦したとき、成功で得られるお金が
失敗で損するお金よりもちょっとだけ多い場合でも、
心理的には失敗したときのダメージが大きくなるので、
人は現状維持を選ぼうとし、挑戦できないのである。
しかし、期待値的には挑戦した方がよい。

何かに尻込みしたとき、これは心理的な作用であって、
実際には成功する確率が高いこともありうることを覚えておくとよいだろう。
posted by xi at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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