2006年09月14日

図解 マナー以前の社会人常識

マナーは相手を不快にさせないために
社会人にとって身につけておかないといけないものです。
上司とお客と友人と信頼関係を築くためにも必要です。
そんなマナーを教えてくれる本。

料理の食べ方から言葉遣い、結婚祝いの金額まで
マナー以前の社会人常識がまとめられています。

マナーには理由があります。
基本的には他人への「思いやり」がその根底にあります。
例えば、レストランに入るとき、
コートは店の入り口で脱いで預かってもらうのがマナーです。
これは、食事中に近くでコートを脱がれ、
コートについたチリやホコリが料理にかかったら
イヤな思いをする人がいるかもしれないからです。
その理由とともにマナーを覚えると、忘れにくくなるでしょう。

図解 マナー以前の社会人常識
岩下 宣子
講談社 (2005/09)
posted by xi at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月13日

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」フィリップ・K・ディック

映画「ブレードランナー」の原作。
1968年に書かれたものだが、今読んでも楽しめるSF小説の名作。

科学技術が発達するにつれてアンドロイドと人間とを
区別することが難しくなっていく。
そんな世界が舞台の本作品では、アンドロイド判定検査法として、
感情移入することができるか?を基準としている。
つまり、人間のなかでで最も神秘的な(人間には創れない)部分は何か?
という哲学的な問にフィリップ・K・ディックは「感情移入」
という答を提示しているのである。

感情移入とは、相手の気持ちになって考えることができること。
それができることによって、相手の意図が分かり、
コミュニケーションが円滑にできるようになる。
また、他人の行動を的確に予測することができ、
社会形成が容易にな。

さらに、感情移入能力を持つことは、
自分の行動選択にも有利になると思われる。
自分のなかにある複数の選択肢を、
他人の気持ちと同じように考えることにより、
どの行動を選択すればよいか明らかになるだろう。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
フィリップ・K・ディック 浅倉 久志
早川書房 (1977/03)
売り上げランキング: 7,938
おすすめ度の平均: 4.41
4 荒廃と輝き
5 人間の核
4 ディック流のニーチェ解釈

posted by xi at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

「美しい国へ」安部晋三

総裁選まであとわずかだが、
次期総理と言われている安部晋三官房長官が自説を書いた本。

総裁選前に書かれた本とあって、
現在の日本の主要な政治的問題が扱われており、
日本の状況を概観する上でも読む価値がある本だと思われる。

読んでいて最も驚いたことが自民党結党の精神のひとつに
「自主憲法の制定」が謳われていたことである。
アメリカによって書かれた憲法を
日本国民自らの手で書くべきだという主張である。
確かに最もなことである。
しかし、現憲法で戦後復興を果たし経済大国まできたので、
このままでいいと思う。
自分にとっては現憲法がいやいや押し付けられた憲法であるとは思えないし。
ただ、自衛隊が憲法にしばられ国際貢献が
思うようにできない状況にあるので
第9条は変える余地があるだろう。

犯罪者やテロリストにたいして
「日本人に手をかけると日本国家が黙っていない」
という姿勢を国家が見せることが、海外における日本人の
経済活動を守ることにつながるのである。
と対外的に毅然とした態度をとり、頼りになりそうである。

脳科学者、茂木健一郎はこの本を「小学生の作文のようだ」と評したらしい。
先生が喜ぶような「よい」ことが書かれているという意味で。
次期総理は確実と言われている状況では過激なことは言えないのだろう。
ただ、総理になるであろう人の考えを、
ニュースなどメディアを通じてではなく、
その人の言葉で聞けることは、よいことだ。

美しい国へ
美しい国へ
posted with amazlet on 06.09.12
安倍 晋三
文藝春秋 (2006/07)
posted by xi at 22:00| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

行動を起こせない行動経済学的理由

なかなか一歩踏み出すことができないことがある。
成功と失敗の確率が半々であったとしたら、
普通の人は行動を起こさないことの方が多いらしい。

これは行動経済学で言われる損失回避性で説明できる。
損失回避性とは「損失は同額の利得よりも強く評価される」ことである。
ノーベル経済学賞受賞者カーネマンとトヴァルスキーの計測によると、
例えば1000円もらえるのと、1000円とられるのでは、
その価値の絶対値は1000円とられる方が2倍以上であるらしい。

つまり挑戦したとき、成功で得られるお金が
失敗で損するお金よりもちょっとだけ多い場合でも、
心理的には失敗したときのダメージが大きくなるので、
人は現状維持を選ぼうとし、挑戦できないのである。
しかし、期待値的には挑戦した方がよい。

何かに尻込みしたとき、これは心理的な作用であって、
実際には成功する確率が高いこともありうることを覚えておくとよいだろう。
posted by xi at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

物理数学の直感的方法

本書の日本国内の科学者、技術者全体に対する普及率はほぼ10%前後と推定される。
と言われている、理系の間では爆発的に売れた本。

情報系の学生でも物理数学の考え方が必要になることは多い。
線形代数やフーリエ変換、エントロピー、イプシロン-シグマ論法、
など授業では聞いて、計算はできるんだけど、意味が分からないことが
よくあるものについてその直感的な理解の方法を教えてくれる。

数学の本ですがペラペラ読み物的に読める本です。

物理数学の直観的方法
長沼 伸一郎
通商産業研究社 (2000/08)
売り上げランキング: 31,677
おすすめ度の平均: 4
3 パッチワーク
4 流し読みにはよかろう
5 先駆的

posted by xi at 18:08| Comment(0) | TrackBack(7) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

行動経済学

従来の経済学では、超合理的に行動し、自分の利益だけを追求する、
神のような人物、経済人を対象としていた。
しかし、人は常に合理的に判断できるわけではない。
行動経済学は、限定合理的な普通の人間が、
どのような行動をするのか、なぜそうするのか、
その結果として何が生じるのかを解明する、
認知心理学を取り込んだ経済学である。

2002年のノーベル経済学賞は行動経済学者カーネマンが受賞し、
経済学の分野でも注目されている領域である。
カーネマンらは様々な実験を行い、例えば人間の価値関数について議論している。
それはプロスペクト理論としてまとめられているが、
例えば、
参照点依存性:価値は参照点からの変化で測られ、絶対値が価値を決定するのではない、
感応度逓減性:利得も損失も値が小さいときの方がより変化に対して敏感である、
損失回避性:損失は同額の利得よりも強く評価される、
などという説を出している。
このようにより人間の心理にのっとった価値関数を用いることによって、
経済学をより実用的なものにできるのである。

実際の商売をやっている人とかが知っているとよいマーケティング知識も載っている。



posted by xi at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ルービックキューブ

とある場所でルービックキューブをもらって最近ハマっている。

小さい頃、家にあったが、一度もそろったところが見たことがなく、
常人ではそろえることができない難しいものだと思っていた。

しかし、Webで調べてやってみたところ、
パターンを覚えれば簡単にそろえられるモノだと知った。

ルービックキューブ6面攻略(Rubiks Cube Room Site)
http://www.synapse.ne.jp/telepathy/rubiks/

2、3日さわっていれば、そろえ方も覚えられる。
3分くらいかかるけど。。。

早い人は20秒程度でできるらしい。
Youtubeにたくさん動画がアップロードされているが、
まさに超人技である。
生き物のように指とキューブが動いている。

posted by xi at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

「アイランド」

ユアン・マクレガー主演のSF映画。

設定が現実的ではないところがいくつかある(SFだとしても)。
まず、あれだけ大規模な普通の会社で、
社会的に受け入れがたい技術および製品を開発しているのに、
秘密にできていること。
次に、主人公が追手から逃れ続けるのだが、
超高層ビルから落ちても生きていたり、
ありえないほどの強運のおかげとしか言えない。
あと、クローンの記憶の中に、本物の記憶が混ざること。
科学的な説明があればいいけど、超常現象としか思えない。

見ごたえのあるSFは、
現在ではありえないけど、
理論的にはもっともらしい世界という
ギャップが感じられる作品である。

その点では?だが、
途中までの世界の表現方法はすばらしい。
クローンが製造されている工場が舞台と気づかず、
主人公とともに、世界の真実をつきつけられたときはおどろいた。

アイランド
アイランド
posted with amazlet on 06.09.01
ワーナー・ホーム・ビデオ (2005/11/25)
おすすめ度の平均: 3.7
4 考えてみると残酷な設定です!
3 映像美はハリウッドならではの豪華さ。しかし、脚本の練り具合は不十分。
5 相変わらず悪役だけど・・・。

posted by xi at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。