2005年11月20日

別れるタイミング

接待で、パーティーで、合コンで、デートで、
相手にもう一度会いたいと思わせるには、
話が盛り上がっているときに別れるのがよい。

相手にはもっと話したい欲求が残るため、
次の誘いに応じる確率が高くなる。

話が一段落したときの方が別れを切り出しやすいが、
次につなげたい場合には是非。

「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法
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2005年11月16日

「マルクスだったらこう考える」的場明弘

マルクス主義の3要素

1.階級闘争論
 今日まであらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。
 資本主義社会では資本家(ブルジョア)と労働者(プロレタリアート)という
 二つの階級の闘争が展開する時代となる。

2.弁証法的唯物論
 外部要因のない自己運動(矛盾による対立物の闘争)として歴史が発展する。

3.発展段階論
 原始共産制、古代奴隷制、封建制、資本主義、社会という定式であらわされる、
 歴史の直線的発展段階論。

マルクス主義に関連する思想家

1.スピノザ
 人間を自然の一部であり、人間史も自然史と同じ発展の過程をたどる。

2.マキアヴェリ
 「君主論」で、王国の統治を、神の必然によってしなかったことによって、
 国王以外の統治の可能性を開いたことで、近代への道をこじ開けた。

3.モンテスキュー
 君主制は権力が集中し、民主制は腐敗してしまうのに対し、貴族制はバランスが取れている。
 君主が単独で政治を行うことは、民衆がひとつの権力として政治を行うことと同じである。
 民主的な機能を充実させるには、民衆の力をひとつにするのではなく、
 つねに水平的に分散しておかねばならないのです。

資本主義社会は、合理性を旨とする事務的管理社会であるがゆえに、
その社会で上昇するには、そのために必要な事務的能力が教育に大きく依存している。
そのため、高所得者の子供は、より高い教育を得られ、
賃金の高い職業に就くことができます。

資本主義社会だと事務的能力が高い人が優遇されるというのは違う。
社会主義も管理が重要になるので事務能力が必要だろう。
技術革新により事務的な仕事は今後コンピュータにより自動化が進むと考えられ、
事務的能力の価値は下がると思われる。
コンピュータには真似できない創造性などの能力を持っている人の価値が上がるだろう。

貧困の原因の一つは、グローバル化した資本が巨大な利潤を独り占めしていることにある。
資本が税金の少ない国家を捜し求めて常に動いているために、課税できない。
また巨大資本は巨大メディアを傘下に置くことで、あらゆる運動に対して
メディアを使ったコントロール戦略をとっている。
確かに世界の大富豪は
とんでもない資産を持っている。ビルゲイツの資産は約5兆円だ。
ビルゲイツは普通の青年が大富豪になる希望を与えてくれる存在だからいいと思う。

資本主義国家は植民地という「外部」から労働力、資源を収奪を繰り返し発展した。
その後、「外部」は「内部」に組み込まれ、
「大量消費を強制されることで搾取される対象」へ変化した。
アメリカは自由と民主主義の名のもとに、
大量消費を強制させる国を広げているのだろうか。

18世紀のような絶対王政による垂直的統治機構ではコストがかかりすぎる。
コストを抑えるためには、権力がない自己責任による統治法を見出すことが必要。
教育によって自己規律化された人間をつくり上げることが、
政治コストの削減につながる。
小泉首相が目指す小さな政府。
でも教育に力を入れるという話はあまり聞かないけど、
今の教育された日本だったら役人を減らしてもある程度うまくいくと思う。

グローバリゼーションによって賃金が低位で平均化されつつある。
海外に工場が移転されると、開発途上国の賃金が上がり、日本の賃金が下がる。
移民労働者が入ってくると、今までもらっていた賃金が分散されるので、賃金が下がる。
バブルがはじけて不況という理由だけでなく、
グローバリゼーションが原因で賃金が下がっている。
グローバリゼーションの負の部分。

マルクスだったらこう考える
マルクスだったらこう考える
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2005年11月13日

「流星ワゴン」重松清

直木賞作家、重松清による父子の物語。

家族が分かり合うことの難しさ、そして大切さを教えてくれる小説。
息子を、父親を、妻を、今までとは違った角度で見ることができるようになるだろう。
また「あのときこうすればよかった」と後悔するのではなく、
絶望的な状況でも、あきらめなければ、誰も知らない未来は
変えられる可能性があることを教えてくれる小説。
死ぬことができるくらいの勇気があれば、人は何だってできるはずだ。

38歳の主人公永田は、リストラされ、妻に離婚届をつきつけられ、
息子に家庭内暴力をふるわれ、サイテーの状況だった。
夢も希望もなくなり、死んでもいいと思っていた。
そこに現れたのが5年前に交通事故で死んだ父子が乗るオデュッセイ「流星ワゴン」。
永田は流星ワゴンに乗り、過去の大切な場所に連れていかれ、
気づかなかった妻、息子、父の本心を知る。

自分がいつも正しいと威張り散らしていた父が嫌いだった。
しかし、同い年として出会った父はそんな強い男ではなかった。
家族だから、父と子という関係だから、夫と妻という関係だから、
知ることができない一面ができてしまうのだろう。

分かれ道は、たくさんあるんです。でも、そのときにはなにも気づかない。
みんな、そうですよね。気づかないまま、結果だけが、不意に目の前に突きつけられるんです。
サイテーの状況をつくりだした分岐点となった出来事。
そのときの行動がサイテーの状況をつくりだすとも思いもしていなかった。
後悔してもしょうがない。過去を変えることはできないのだ。
現状を受け入れ、過去にタイムスリップできたらこんな努力をして現在を変えるんだけど・・・、
という思いを、現在を変える努力につなげればいいのだ。

未来は自分で決められる、って思って日々過ごしていきたいなぁ。

流星ワゴン
流星ワゴン
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2005年11月07日

「常識の世界地図」21世紀研究会編

挨拶、マナー、食など、日本での常識が他国の非常識になり、
他国の常識が日本の非常識なことはたくさんある。

例えば、アフリカのある部族は「手につばをかける」ことが挨拶らしい。
日本人がやられたら激怒するだろう。
またそこまで極端ではなくても、
抱き合ったり、キスをしたりする欧米の挨拶は、日本人には過激だ。
しかし、彼らにとってはあたりまえの常識なのである。

そんな世界の常識が書かれた本。
外国の常識を知ることは、海外旅行をするときはもちろん役立つだろうし、
映画や海外ニュースを見るときにも、新鮮な見方をもてるだろう。
また、人間の嗜好が文化、歴史によってこんなにも異なることに驚かされる。
これを読めば、つまらない常識にとらわれない発想ができるようになるかも。

豆知識

欧米に旅行に行ったとき、疲れてしゃがむことはやめたほうがいい。
欧米では、下品なサルのような座り方として嫌悪されている。
海外旅行によく行っていたが、これをしたことあるかも。
まわりを見て、どのように振舞うのが常識か考えてから行動しなければならない。

アルコール度の低いビールは、ドイツでは朝の食事代わりにしたり、
薬代わりにもなった。現代でも、サンドイッチとビールの組み合わせは、
イギリスのビジネスマンにとってもっともありふれたランチで、
昼間から一杯やることへのうしろめたさなどはみじんもない。
うらやましい。

イギリス人の衣装哲学では、ベルトは兵士が武器を携帯するためにつくられた
実用本位のものなので、あらたまった席には、ベルト通しのないズボンで行った方がいい。
ヒップ・ポケットも、起源はアメリカ人が拳銃を入れるために考案したものだから、
ポケットのないもの、目立たないものがフォーマルなときにはいい。
当然、このポケットには何も入れない。
ベルトは正装のときにはしていくものだと思っていた。ベルト通しのないズボンはジャージ以外にもっていないのだが・・・

花の次に、誰にでも喜ばれるのは、チョコレートだという。
とくに、ベルギー産の高級チョコレートなら、ちょっとした贈り物として申し分ないし、
相手を選ぶこともない。
プレゼントの基本。

(イスラム圏において)ムハンマド以前の時代には、女児よりも男児の生存率が低かった。
さらに、ジハードで命を落とす男も多かったので、女性の人口が男性を圧倒していた。
そうした未亡人や子供たちを救済するために、一夫多妻制を導入したのである。
昔の教えに従っていると一夫多妻制になるのだろう。
日本の貴族も昔は一夫多妻制だった。
一度決めた決まり事を永久に守らなければならないのは、
まわりの状況が変わるので難しいだろう。
1000年以上守り続けている彼らには驚くばかりである。

世界各地に、異なる宗教、異なる民族があることを認め、
そこで育まれた異文化を理解し、
尊重することからはじめなければならないのではないだろうか。


常識の世界地図
常識の世界地図
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畑村式「わかる」技術、畑村洋太郎

東大名誉教授、畑村洋太郎による、新しいものをつくるための方法「創造の方法」
を会得するために必要となる「わかる」の仕組み、利用法が書かれた本。

すべての事象は、いくつかの「要素」が組み合わさって「構造」を持っています。
例えば、刺身と酢飯という要素が、
重ねるという「構造」を持つことによって、寿司という事象が出来上がります。

「わかる」という感じは、もうすでに知っている要素や構造と、
その事象が一致するときに得られます。これをテンプレートの一致と言います。

また、どのテンプレートとも一致しない場合、
新たなテンプレートを構築することにより「わかる」感じがします。
なかなか新たなテンプレートを作れないために「わからない」
という感じがしてしまうのです。

真剣に勉強している人の頭の中には、
新しいテンプレートをつくるのに必要な種があります。
しかし、この人は最初は、その種の使い方どころか、
そもそもどの種を使えばいいのか分かりません。


教科書にはエッセンスだけが書かれています。
余計なものを取り去ってエッセンスだけを伝えることは効率的です。
しかし、シンプルにした分だけ、それを理解するために必要な
新しいテンプレートがなかなか作れないという問題が出てきます。
テンプレートが作れなければ覚えることも難しいですし、
覚えたことを実践に使うために必要な「わかる」こともできないです。
また、エッセンスだけを暗記させることは、
勉強する人の意欲を削ぎます。
わかりたいという意欲を持たせるようにしなければなりません。

何事も経験を多く積めばはやく問題を解くことができます。
公式を暗記し例題を多く解くことにより、
例題と同じ形式の練習問題は解けるようになります。
しかし、その時、対象がどのような要素を持ち、
どういう構造になっているかなどを意識して観察して理解していなければ、
似たような対象があらわれたときに「わかる」ことができません。
つまり、例題とは多少違った形の応用問題が解けないのです。

いろいろなことが「わかる」ようになるベースを頭の中につくるときには、
暗記は必要不可欠だと考えています。


理解しているかどうかを確認する方法として、
他人に教えることができるか、というものがあります。

現代社会で必要とされていることは「課題解決」ではなく「課題設定」です。
単に解放を覚えるだけでなく、常に問題はどこか?ということを考え、
試行錯誤を繰り返しながら自分で実際に解いてみることが重要です。

畑村式「わかる」技術
畑村式「わかる」技術
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2005年11月03日

アイデア降臨術:物理学者のリハビリ日記より

10月24日
どうも出張中に、研究する頭をどこかにおいてきてしまったらしい。普段、歩いていても電車にのっていても寝ていても、しょうもないことから意味あることまで、漠々としたことから技術的なことまで、ひっきりなしに頭におりてくる。
こんな状態では、まともな研究はできないだろうな、、。って、まずいやん。一過性のものだと思いたいが、これが持続したら研究者としてはおわりだろうな。
東大総合文化研究科 助教授 佐々真一
http://d.hatena.ne.jp/sasa3341/20051024

研究者ってこういうものなんですね。
何をしていてもアイデアが次から次におりてくる。
佐々さんのリハビリ記録から、普通のサラリーマンにとっても
アイデア発想のヒントが分かるかも。

10月26日
脳みその感じを思い出してきた。色々な問題が未整理のまま、ノイズのようにふわふわしていないといけない。
http://d.hatena.ne.jp/sasa3341/20051026

整頓されきった部屋では新しいものは生まれない。
ちらかった様々なものが色々な方向からぶつかり合うことによって
新たなつながりが見えて、新たなアイデアになる。

10月27日
脳みそに少したまったごみをあえて言葉で整理しようとする。当然、なにか意味のあることにはならないが、少し案らしきものがボツボツ生まれてきた。この段階で議論をしてもらう。ごみがわいてきた。
http://d.hatena.ne.jp/sasa3341/20051027

ごみってアイデアの卵みたいなもの。
アイデアの卵は一瞬だめだと思っても頭のすみにころがしておく。
そうすると、何かのきっかけで、ごみが価値のあるものに成長する。
ごみを残しておくのは結構難しい。
普通はすぐに忘れて永久に戻ってこない。
佐々さんは議論をすることでごみを増殖させた。
何気ないことでも人と話すといいかも。

一度ごみが増殖されると、
ねずみ講式に増えていくような気がする。
早く自分のその臨界点を超えなければ。
posted by xi at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

情報可視化とビジュアルデータマイニング

最近、Webで情報可視化技術が使われているのを目にします。
例えば、
・検索結果を可視化する「KartOO」
  http://www.kartoo.com/
・新書をテーマ毎に可視化する「新書マップ」
  http://shinshomap.info/
・アーティストの関連を可視化する「liveplasma music」
  http://musicplasma.com/
などなど。

まだユーザに広く使われているとは言えない状況ですが、
現在よく使われている表示法である、リストや表では表現できない
ことを表現することができます。
例えば、本を可視化することによって、
それらの本の内容の近さなどが直感的に分かります。

情報可視化について
"Information Visualization and Visual Data Mining,"
Daniel A. Keim, IEEE Transactions on Visualization and Computer
Graphics, vol.7, no.1, 100-107, 2002.
http://www.ailab.si/blaz/predavanja/ozp/gradivo/2002-Keim-Visualization%20in%20DM-IEEE%20Trans%20Vis.pdf
などで勉強してみました。

現在、大量のデータが蓄積されています。
しかし、そのなかから価値のあるものを見つけることは困難です。
コンピュータにより自動的に価値のある情報を発見する、
いわゆるデータマイニング技術はその解決法の1つですが、
コンピュータにマイニング結果を提示されても、
どうしてそうなったのか理解することが難しく、
またマイニング結果が意味のないものであることはしばしばあります。

情報可視化することにより、データマイニングの過程において、
人間が直接入り込むことができます。
コンピュータの膨大な記憶容量、高速な計算能力に、
人間の(現在のコンピュータには真似できない)柔軟性、創造性、常識、推論能
力、直感能力、また、視覚的認知能力を組み合わせることにより、
それまで発見できなかったものを、発見できる可能性が生まれます。

このコンピュータと人間の優れた部分を、情報可視化技術により統合し、
マイニングすることを、ビジュアルデータマイニングと呼びます。

ビジュアルデータマイニングは、
データに対してあまり知識がなく、マイニングのゴールがあいまいな時、
よりその効果を発揮できます。
人間とコンピュータが試行錯誤を繰り返しながらマイニングできるためです。
また、そのマイニング結果は、
人間が可視化結果を見て得られたものであり、直感的に理解できます。

しかし、情報検索の場合には、
通常のディレクトリ型検索エンジンの方が、
可視化したものより、
早く欲しいものを見つけられたという実験結果が出ています。
ただ、上でも書いたように、目的地がはっきりしていない場合、
つまり欲しい情報が明確に分からない場合は、有用です。

ビジュアルデータマイニングプロセスは次の3つのステップで行われます。
1.全体を見せ
2.ズームやフィルタリングをして
3.要求により詳細を見せる
この3つをうまく合わせてやることが必要です。

情報可視化技術は3つの基準で分類することができます。
1.データのタイプ
(1次元?2次元?多次元?時系列?グラフ?文書?)
2.可視化法
(2次元分布図?地図?アイコン?)
3.インターフェースとゆがめ方
(ズーム?射影?)
データタイプや応用先によって
適切な可視化法やインターフェースは
もちろん異なります。

通常の可視化研究はただ「○○データを△△法で可視化してみました」
で終わっているものが多いです。
どのようなデータでどのような目的の場合、
どのような可視化法とインターフェースが適しているか、
一般的に当てはまる体系をつくることが、まず必要だと思われます。

さらなる発展のために、従来の機械学習や統計の技術と
より密接に統合する必要があると考えられます。

また、ajaxやflashが普及し、普通の人でも可視化アプリケーションをつくり、
Webでサービスを行うことができる環境ができてきました。
まずサービスしてみて、多くの人に使ってもらい、
そのなかで情報可視化技術が発展していくのが、一番の近道だと思います。

さまざまな情報可視化技術は
"Information Visualisation: Tutorial Notes"
http://www.iicm.edu/ivis/ivis.pdf
で紹介されています。

日本語のWebサイトとしては
私のブックマーク:情報可視化とデジタルミュージアム
http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/journal/mybookmark/16-2.html
Visualization
http://pitecan.com/bib/Visualization.html
などがあります。

Information Visualization: Perception for Design
Information Visualization: Perception for Design

Visualization Handbook
Visualization Handbook

自己組織化マップの応用―多次元情報の2次元可視化
自己組織化マップの応用―多次元情報の2次元可視化
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2005年11月02日

「椿山課長の七日間」浅田次郎

働きすぎで急死した椿山課長が
家族に別れを告げるため、
仕事が滞りなくできているか確認するため、
そして邪淫の罪を晴らすため
死後7日間という期限つきで冥土から現世に戻るという
とんでもストーリー。

本屋につまれていたら背表紙を読みすぐに本を置いただろう。
友達に貸してもらい、他に読む本もなかったし、
浅田次郎を一度も読んだことがなかったため、読んだ。

しかし読み終わってみると
「小説はおもしろい」
と久しぶりに実感させられた本だった。

椿山課長、
同時期に現世へ戻った男気あふれるヤクザの武田と
しっかりもので心優しい少年蓮ちゃん、
世界中の他人を幸せにするために生きた椿山課長の父、
本物の恋に生きた椿山課長の同僚佐伯、
などなど
個性豊かな、しかも、それぞれ印象に残る
登場人物であふれていた。

小説を読むといろんな人の人生を擬似体験できる。
また、多様な考え方を持つ人がいることを実感できる。
尊敬できる人物であったり、
反面教師にしたい人物であったり。

小説をよく読む人と話していると
多くの疑似体験で培った経験が蓄積されているように思えるときがある。
知識がいっぱいつまった学術書やハウツー本もいいが、
小説から学ぶこともいっぱいある。

椿山課長の七日間
椿山課長の七日間
posted by xi at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

日本とアメリカのIT企業の違い:ソフトバンク、楽天、ライブドアとGoogle、Amazon、Apple

日本のネットベンチャーが技術革新よりも 「ネット財閥」 をめざす理由
http://mojix.org/2005/10/30/233716
を読んで、悲しくなりました。

日本のIT企業の代表選手、ソフトバンク、楽天、ライブドア、
彼らはテクノロジーに興味がなく、合併を繰り返し会社を大きくしている。

一方、アメリカを見ると、Google、Amazon、Apple、
彼らは新しい技術を世に出し、会社を大きくしている。

この対比を見ると、アメリカは成長しているが、
日本は成長していない。
単にくっつけたり、はなしたりしているだけである。

放送とネットの融合が話題になっているが、
ネット企業はコンテンツがないからTV局を買収するとよく言われる。
はたしてそうだろうか?
ネットには膨大な情報がころがっている。
TVが毎日配信する情報量とは比べ物にならないくらい。
GoogleやAmazonはコンテンツを持っている。
ランクの付与されたインデックスや大量の本情報。
技術があるからネットにころがっている情報から
コンテンツを作り上げることができているのだ。

日本は技術力があると言われている。
車も電気製品も壊れにくく、評判が高い。
しかし、Web2.0の世界では、
この意味での技術力は意味をなさないように思える。
製品を大量生産する必要はない。
サービスを提供するだけである。
しかも、初めてそのサービスを行った会社に圧倒的に有利な
一人勝ちが起こる世界である。
車も電気製品も起源は日本ではない。
日本はWeb2.0の世界でこのままアメリカにのまれてしまうのだろうか。

googleのように一流研究者を高給で雇う
技術を大切にするIT企業が日本で出てくることを、
そして、日本人は真似はうまいけど創造性がない
と言われないようになる日がくることを、
期待したい。

mojixさん曰く

短期的なお金儲けをするためにIT企業に投資をするのではなく、
技術を生み出している会社に、より社会のためになると思える会社に投資する。
そうすることによって、長期的には日本の発展、世界の発展につながり、
大きなリターンが返ってくるはずだ。

投資をするほどお金を持っていないが、
機会があれば、この言葉を忘れずに、投資先を選びたい。
posted by xi at 22:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Web2.0考察

Web2.0という言葉を良く目にします。
今までとは違うWebのような感じがするんですけど、
よく意味が分からないので調べてみました。

Tim O'ReillyがWeb2.0の大家らしく、
彼のレポートがよく引用されていました。

What Is Web 2.0
Design Patterns and Business Models for the Next Generation of Software
by Tim O'Reilly
http://www.oreillynet.com/pub/a/oreilly/tim/news/2005/09/30/what-is-web-20.html

Web2.0の具現化の代表者としてGoogleを挙げている。
Googleは何をして世界の一流企業まで上り詰めたのか。
それまでのソフトウェア会社とは異なり、
彼らはソフトを売ったりしない。
その代わりサービスを提供した。
PageRankという技術で価値が付与された
膨大な数のWebページのデータベースを利用した検索エンジン。
Web2.0ではこのような他には真似できないデータを持つことが
勝利への鍵である。
amazonの最大強みは大量の本情報やレビューを持っていることであり、
そのために成功をおさめている。
そして成功をおさめている場所にはより多くのデータが集まってくる。

もう1つ重要なこと。
それはユーザとともにサービスを構築すること。
Google AdSenseは誰でも簡単に自分のホームページに広告を埋めこんで
収入を得ることができる。
Wikipediaはこれまでにないほど巨大な百科事典だが、
ユーザがつくったものである。
ブログもユーザがコンテンツをつくっている。
amazonはユーザにレビューを書いてもらいデータの価値を高めている。

別の見方をすると「the long tail」の部分を捨てるなということ。
long tail(長いシッポ)とは、
個人が書いたようなあまり情報のないページだけれども、
そのようなページは数え切れないほどある。
情報が少ないから捨てるのではなく、ちりもつもれば山となる、
と考え、とれるだけの情報を集め、価値を高める。

Web2.0ではajaxという技術が使われることが多い。
ajaxによりユーザが快適に操作できることができる。
GmailやGoogle Mapsを見たとき、
Flashを使わないでこんなことができるのかと驚いたが、
XHTMLやCSS、JavaScriptという今までも使われてきた技術でできている
と知ったときはさらに驚いた。

databaseとajaxの勉強をすることにしよう。

http://mojix.org/2005/10/01/183828

http://ceonews.jp/archives/2005/10/web20_7map.html

Tim O'reillyのレポートの日本語解説が書いてあります。
posted by xi at 22:17| Comment(0) | TrackBack(1) | コンピュータ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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