2005年02月19日

話を聞かない男、地図の読めない女

この本には
異性ともっと楽しく付きあい、おたがいに幸せになる方法が書かれている

少し前、女の子とドライブに行ったときに地図を渡してナビをしてもらったが、
ちゃんとナビしてくれない。
信号待ちなどのわずかな時間をつかって地図を自分で見た方が、
よっぽど道がよく分かった。
そんなとき「話を聞かない男、地図の読めない女」の本を思い出した。
読んだことはなかったが、ベストセラーであって、本屋でよく目にはしていた。

女の子が地図が読めない理由が書かれていると思って買ってみたのだが、
それ以上のことをこの本から学ぶことができた。
女と男はどこが違うのか、
女はどうすれば喜ぶか、などなど、
今まで知らなかった日常生活に役立つ知識がたくさん盛り込まれていた。

同じ人間だと思って、女の子も自分と同じような考え方をするとなんとなく考えていた。
しかし、男女は体が全然違うのだから、頭の中が全然違ってもおかしくない。
脳の配線が考え方を決めているのだとしたら、
体を変形させるよりも、脳の配線を変更する方が物理的にもよっぽど簡単であり、
進化によって男と女の外見が別物になっていったように、
頭の中も外見以上に別物になっていったのだ。

進化論を使ってどうして男と女が違う考え方を持つようになったのか、
脳科学を使ってどうして男と女は違う考え方をするのかのか、
科学的に書かれている。

何十万年もの間、男は危険だらけの外界に出かけては食べ物を手に入れ、
女は子供の世話をしたり、同じ群れの女たちと一緒に過ごして毎日を送っていた。
これが「男が地図が読める」「女が話を聞く」理由である。
このような生活の間は、空間認識能力が高く狩がうまい男は多くの子孫を残し、
子供をたくさん育て仲間とうまくやる女は多くの子孫を残した。
現代ではこのような自然選択の原理は働かないが
(頭がよくても、運動神経が飛び抜けていても、大金持ちでもあまり子孫の数は変わらない)
大昔の人間は男らしい男、女らしい女が自然選択を勝ち抜き、
男と女の体と頭の中は異なる方向へ進化していった。

しかし現代ではそのころとは全くことなる生活をしなければならない。
生物としての仕組みが、現代人の期待や要求に合わなくなっている
それだけに現代社会で楽しく生きていきためには、男女の考え方の違いをはっきりと認識している必要がある。

男と女のちがいを言うと、男女差別だと言われ、
科学的に思考の男女差は昔から知られていたものの、
あまり大っぴらにされることはなかった。
そのため筆者(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ夫妻)は
男女がちがうことは、不平等という意味ではない。平等とは、やりたいことを自由に選べるということだ。男女がかならずしも同じことをやりたがらない、それがちがいである

など何度も不平等を助長するものではないということを書いている。

男と女の脳の違い
(男脳は)感情にまどわされず、統計データをもとにコストや結果を正確に予測することができる。(女脳は)直感や感覚でものごとを判断し、わずかなデータから問題をするどく認識することができる

女が話すのは、結論や解決策を見つけるためではなく、憂さを晴らしてすっきりするのが目的なのだ。(しかし)男は話をしょっちゅうさえぎって解決策を提示する。脳がそういう作りになっているし、解決策があったほうが女の気が楽になると思うから。女が興奮してしゃべっているとき、話をきいているというそぶりを前面に押し出すことだ

男の場合、感情の中心が右脳にある。つまり、脳のほかの働きとはある程度独立して機能しているということだ。しかし女の感情は左右の脳に広く分布していて、ほかの機能と連動している。だから議論のときに感情的になりやすい


男と女の性的な違い
性的な行動に深く関わっているのは、脳のなかでも視床下部というところで、通常この部分は女のほうが小さい

男は目から、女は耳から刺激を受ける

女が性欲が感じるには、愛され、あがめられているという実感、自分が大切な存在だという確信が不可欠だ。男はセックスしてからでないと、自分の感情の波長に合わせて、気持ちをはっきり表すことができないのに、女は、まず男に気持ちを整理してもらってからでないと、セックスする気になれないのだ

男はセックスと愛情を分離できるので、たまに火遊びしたぐらいでパートナーとの関係は揺らがないと思っている。だが女の脳では、セックスと愛は表裏一体なのだ


女をおとすための知識
男のためのロマンス達人講座
1. 雰囲気作り
照明をほの暗く、ムードたっぷりの音楽、誰にもじゃまされないこざっぱりとした部屋
2. 食べさせる
3. 火をたく
4. 花を贈る
5. 踊りに行く
6. チョコレートとシャンパンを買う
アルコール飲料のなかで、テストステロン(性欲を起こすホルモン)の分泌を高める成分が入っているのはシャンパンだけだし、チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンは、女の脳を刺激して愛情を活発にする

女の性欲が一年で最も強くなるのは秋

女が好むのは言葉と感覚である。明かりを暗くするか、目を閉じてしまうほうが、女の感覚器官にはしっくりくる。さらにやさしくなでられたり、思わせぶりにあちこち触られたり、耳元に甘い言葉をささやかれたりしたら、火のつかない女はいないだろう
女の脳は、においの信号を解読して男の免疫系の状態も探る

月経終了から21日間は、エストロゲンのおかげで女は満足感、幸福感が強く、きげんが良い。性的衝動もだんだん強くなって、18〜21日ぐらいで最高潮に達する


セックスのススメ
週に平均して3回ほど仲むつまじくやっている人は、一年で8400キロカロリーを消費している。この消費熱量は、130キロメートル走ったに等しい。セックスによってテストステロンの分泌が増えると、骨や筋肉がじょうぶになり、善玉コレステロールも増える


社会問題を解決するための知識
人類がこの世に出現してからというもの、社会の八割は乱交型だったという。しかし一夫一婦制が確立すると、男が本来持っている激しい性欲が、男女間に軋轢を生むようになった

子供に愛情のこもった接触がなされない社会ほど成人の暴力発生率が高い

身体をよく動かす男の子ほど犯罪や暴力をおこしにくい

ホモセクシャルは遺伝であって、本人の選択ではない


話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
文庫本700円
posted by xi at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。